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象の重さ

糸をピンと張る.丈夫なロープを引っ張ってみる.小さい頃,それでも垂れる曲線が描かれるのがとても不思議だった.
思考には重さがある.自由闊達な発想とか,階段を幾つかスキップできる想像力とか,色々美徳はあるけれど,でもそれを道具としてぶん回した時,そこには自然と描かれる跡がある.群盲象を撫でるという言葉があるけれど,我々は向こうにある何かを目隠しして手で形を探る状態以上のことはできない.僕の中にあるこの思考の重さは,知識に触れるため手に取る本棚の書籍のように,ウェブにアクセスするため起動するブラウザのように,描画される世界の重さであるように思えた.
そろそろ起きられる頃かな,温かい一日を.コーヒーに願って作業の続き